問136
消化器系に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 ウルソデオキシコール酸は、胆汁分泌を抑制するため、肝内胆汁うっ滞の治療に使用される。
2 C型慢性肝炎に対するインターフェロンの効果は、C型肝炎ウイルスの遺伝子型と治療前のウイルス
RNA 量に影響される。
3 モサプリドは、セロトニン 5-HT4受容体を遮断して、消化管運動を抑制する。
4 グリチルリチン製剤は、慢性肝疾患における肝機能異常の改善に用いられる。
5 ナファモスタットは、タンパク質分解酵素阻害薬で、急性や優性の急性増悪時に用いられる。
問137
子宮に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 リトドリンは、アドレナリンβ、受容体遮断薬であり、流産・早産の防止に用いられる。
2 ジノプロストは、律動的な子宮収縮を引き起こすため、陣痛促進に用いられる。
3 ピペリドレートは、ニコチン性アセチルコリン受容体遮断作用を有し、切迫流産・早産の防止に用いられる。
4 エルゴメトリンは、子宮収縮作用を有し、分娩後の緩出血の予防・治療に用いられる。
5 オキシトシンは、陣痛誘発や分娩促進の目的で用いられる。
問138
次の記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 ワルファリンは、ビタミンKに拮抗し、主として腎での血液凝固因子産生を抑制する。
2 チクロピジンは、血小板のアデニル酸シクラーゼを抑制し、血小板の凝集及び放出能を抑制する。
3 ジピリダモールは、ホスホジエステラーゼ活性を上昇させ、抗血小板作用を現わす。
4 ウロキナーゼは、プラスミノーゲンをプラスミンに変換し、血栓中のフィブリンを溶解する。
5 アルガトロバンは、トロンビンを選択的に阻害し、血小板凝集を抑制する。
問139
眼科領域で用いられる薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 ジピベフリンは、ノルアドレナリンのプロドラッグであり、瞳子散大筋を収縮させて散瞳をもたらす。
2 トロピカミドは、散瞳や調節麻の目的で使用されるが、緑内障の患者には禁品である。
3 ヒアルロン酸は、眼球乾燥症候群(ドライアイ)やスティープンス・ジョンソン症候群に伴う結膜上皮障害の治療に点眼で用いられる。
4 プナソシンは、アドレナリンa1受容体遮断薬であり、眼房水の産生を抑制することで眼内圧を低下させる。
5 ピレノキシンには、水晶体の透明性を改善する作用があり、糖尿病性白内障の治療に内服で用いられ
る。
問140
脂質異常症治療薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 プロブコールには、コレステロールの胆汁中への異化排泄促進作用はあるが、抗酸化作用はない。
2 ベザフィプラートは、血清中の総コレステロール、トリグリセリド及び高比重リポタンパク(HDL)を低下させる。
3 ニコモールは、血清中の総コレステロールとHDLを低下させるが、トリグリセリドを上昇させる。
4 フルバスタチンは、ヒドロキシメチルグルタリル CoA(HMG-CoA)還酵素を阻害し、血清中の低比重リポタンパク(LDL)を低下させる。
5 コレスチミドは、小腸からの胆汁酸の再吸収を阻害し、肝細胞のLDL 受容体数を増加させて、血清総コレステロールを低下させる。
解答
問136 1、3
問137 1、3
問138 4、5
問139 2、3
問140 4、5

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