問121
細胞間の情報を伝達する物質に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 セロトニンは、神経伝達物質として働き、未においては血小板や腸クロム親和性細胞にも存在する。
2 エイコサノイドは、オータコイドとして働き、その受容体にはG タンパク質共役型受容体及びチロシンキナーゼ型受容体がある。
3 アセチルコリンは、神経伝達物質として働き、その受容体にはG タンパク質共役型受容体とイオンチャネル型受容体がある。
4 エンケファリンは、鎮痛作用をもつニューロペプチドであり、未作用としては血管収縮作用がある。
問122
自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 グアネチジンは、神経末へのノルアドレナリンの再取り込みを阻書することで交感神経系の機能を増強する。
2 プロカテロールは、アドレナリンβ1受容体に対する高い選択性を有する刺熱薬である。
3 ラベタロールは、アドレナリンβ受容体及びアドレナリンα・受容体に対して遮断作用を示す。
4 ジスチグミンは、コリンエステラーゼを阻害して副交感神経系の機能を増強する。
5 ヘキサメトニウムは、自律神経節後神経細胞のニコチン性アセチルコリン受容体に作用して飾遮断を起こす。
問123
未梢神経系に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 テトラカインは、神経細胞内でイオン型となってNa+チャネルを遮断する。
2 オキセサゼインは、酸性下で局所麻酔作用を発揮し、胃潰瘍に伴う疼痛を抑制する。
3 ヘミコリニウム-3は、神経終末へのコリンの取り込みを阻害してアセチルコリン含量を減少させる。
4 ベクロニウムは、運動神経終末からのアセチルコリン遊離を阻害することで骨格筋強緩作用を示す。
5 スキサメトニウムの骨格筋弛緩作用の第1相は、ネオスチグミンとの併用で抑制される。
問124
統合失調症治療薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 クエチアピンは、著しい高血糖を招くことがあるので、糖尿病の既往歴のある患者には禁品である。
2 デカン酸ハロペリドールは、投与間隔が4週間と長いため、統合失調症の維持療法に用いられる。
3 ベロスピロンは、セロトニン5-HT4受容体及びドパミンD2受容体を選択的に遮断することから、セロトニンードパミンーアンタゴニスト(SDA)と呼ばれる。
4 クロルプロマジンの重大な副作用に、高Na+血症や低張尿などを特徴とする抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)がある。
5 スルピリドは、末梢のドパミンD2受容体も遮断するため、胃運動を亢進させて胃潰瘍を悪化させる。
問125
抗てんかん薬に関する記述について、正しいものを2つ選べ。
1 カルバマゼピンは、Na+チャネルに対する抑制作用を有し、強直間代発作に用いられる。
2 バルプロ酸は、K+チャネルの活性化薬で、すべての型の全般発作に用いられる。
3 プリミドンには GABAA受容体の機能を増強する作用があるので、フェノバルビタールとの併用で相乗効果が期待できる。
4 クロナゼパムは、ベンゾジアゼピン受容体の遍断薬として作用し、複雑部分発作を抑制する。
5 エトスクシミドは、T電流(低闘値Ca2+電流)を減少させ、欠神発作に用いられる。
解答
問121 1、3
問122 1、2
問123 4、5
問124 1、2
問125 1、5

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