第91回 薬剤師国家試験問題(問181~185)

問181
血液生化学的検査に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1 低比重リポタンパク・コレステロール(LDL-O)の低値は、動脈硬化症の危険因子である。
2 アルコール性肝障害では、γグルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GTP又はy・GT)値が上身
する。
3 C反応性タンパク質(ORP)は、炎症性疾患で増加する。
4 肝硬変症では、コリンエステラーゼ値が上昇することが多い。
5 アルカリホスファターゼ(ALP)値の上昇は、肝・胆道系疾患や骨疾患の診断に有用である。


問182
心臓の生理と心電図所見に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1 心臓の刺激伝導系興奮は、通常、房室結節の自発的興奮に始まる。
2 P波は、心房の電気的興奮を反映している。
3 QRS波は、心室の電気的興奮を反映している。
4 心房細動では、基線の不規則な振れが認められる。
5 高K+血症では、T波の平低化が認められる。


問183
血管障害に関する問題

省略


問184
パニック障害とその治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1 不安発作(パニック発作)の繰り返しを特徴とする。
2 パニック発作では、突然強い不安に襲われ、動悸、息切れ、胸苦しさ、めまいなどの身体症状を伴うことが多い。
3 パニック発作には、明らかな誘因が存在することが多い。
4 ベンゾジアゼピン系薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSR)が使用される。
5 パロキセチン塩酸塩水和物は発作時に頓服で用いられ、継続的には使用されない。


問185
片頭痛とその予防及び発作時の治療に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1 脳動脈が一時的に収縮し、その後血管が異常に拡張することにより生じる発作性の頭痛である。
2 カフェインを含むコーヒー、紅茶を避けるよう指導する。
3 スマトリプタンコハク酸塩などのセロトニン 5-HT1B/1D受容体刺教薬が発作時に用いられる。
4 発作時には、ニトログリセリンが繁用される。
5 エルゴタミン酒石酸塩配合剤は、狭心症患者には禁忌である。

解答
問181 1、4
問182 1、5
問183
問184 3、5
問185 4

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