第92回 薬剤師国家試験問題(問121~125)

問121
構造活性相関に関する問題

省略


問122
自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 ジスチグミンは、シュレム管を閉塞させ、眼房水の流出を妨げる。
2 ベタネコールは、主としてムスカリン様作用を発現する。
3 カルバコールは、真性及び性コリンエステラーゼのどちらの酵素によっても分解されにくい。
4 プロパンテリンは、前立腺肥大に基づく排尿障害を改善する。


問123
末神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 プラゾシンは、アドレナリンα1受容体を選択的に遮断し、末梢血管を拡張させて血圧を下降させる。
2 クロニジンは、交感神経終末におけるアドレナリンα2受容体を遮断して、血圧を下降させる。
3 カルテオロールは、アドレナリン β2受容体に選択性が高く、気管支平滑筋を弛緩させる。
4 エドロホニウムは、非可逆的コリンエステラーゼ阻害薬で、その作用は強く効力の持続も長い。
5 ピロカルピンは、瞳子括約筋を収縮させて、縮を引き起こす


問124
催眠薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 ベンリジアゼピン系薬は、バルビツール酸系薬と比較して、REM 睡眠(rapid eye movement sleep)の抑制を起こしにくい。
2 バルビツール酸系薬は、GABAA受容体のGABA結合部位に結合し、CTチャネルを開口させる。
3 ベンゾジアゼピン系薬は、ベンゾジアゼピン結合部位に結合し、GABAA受容体とGABAg受容体の機能をともに亢進させる。
4 ペントバルビタールは、短時間型のバルビツール酸系薬で、長期使用でも身体的依存を生じにくい。
5 フロチゾラムは、短時間型のチェノジアゼピン系薬で、麻酔前投薬にも用いられる。


問125
向精神薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 フルボキサミンは、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを同程度に阻害し、うつ病、強迫性障害を改善する。
2 マプロチリンは、イミプラミンと類似の構造をもつ三環糸抗うつ薬であり、カテコールアミン取り
込み阻害作用を示す。
3 クロルプロマシンは、ドパミンD2受容体を遮断し、抗精神病作用、催作用、体温下作用を示す。
4 ペロスピロンは、ドパミンD2受容体及びセロトニン 5-HT2受容体を遮断し、統合失調症の陽性症状と陰性症状を改善する。
5 タンドスピロンは、セロトニン5-HTIA受容体を選択的に刺し、抗不安作用を示す

解答
問121
問122 2、3
問123 1、5
問124 1、5
問125 4、5

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