第92回 薬剤師国家試験問題(問211~215)

問211
調剤の過誤防止に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 装置びんへの散剤の充填は、複数の薬剤師で確認して行う。
2 電子天の水平確認とゼロ点調節は、1年に1度正確に行えば毎日確認する必要はない。
3 一処方中の複数の散剤を称量する場合は、薬品名の五十音順に量する。
4 視覚的類似性と聴覚的類似性に注意して医薬品を配置する。


問212
処方オーダリングシステムを導入することで、新たに起こりうる問題点に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 散剤が処方された場合に、分量が成分量なのか製剤量なのかを明確に判断できない。
2 医薬品名を検索する際に、名称の類似した医薬品が一覧表示されるため、別のものを選択してしまう。
3 処方せんにおける必要事項の記載が不備であったり、記載内容の判読が困難な事例が増える。
4 前回処方と同じ内容の処方を容易に作成できるため、不要な医薬品を継続して処方してしまう。


問213
塩疹痛治療法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 患者にとってできる限り簡便で、維持・管理がしやすい授与経路を優先的に選択する。
2 薬剤は疼痛効果が途切れることのないように定期的に投与する。
3 WHO方式3段階感座席治療ラダーの第1段階では、非ステロイド性抗症薬がペンタリシンのいず
れかの薬剤が用いられる。
4 疼痛治療のためにオピオイド製剤を定期的に投与すると薬物依存に陥る。
5 疼痛治療を優先させるため、薬剤による副作用は極力我慢するよう説明する。


問214
チーム医療に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 薬局が他の医療機関と医療情報を共有し、経営的にも一体化して患者のQOL向上を目指すことが地域のチーム医療である。
2 医療機関が患者に対して特定の保険薬局を指定することが、地域におけるチーム医療に重要である。
3 薬局が病院・診療所・訪問看護ステーションと連携し、薬剤師が薬の専門家として在宅医療を行うことが地域のチーム医療の一つとなる。
4 かかりつけ薬局では、処方せん医薬品のみでなく一般用医薬品を含めた薬歴管理が必要である。


問215
医薬品の臨床試験の実施に関する基準(GCP)に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 治験薬の化学名又は識別記号は治験薬概要書には必須である。
2 治験依頼者は治験薬の容器に、予定される用法・用量を記載しなければならない。
3 治験施設支援機関(SMO)から派遣の治験コーディネーター(CRC)も守秘義務が課せられる。
4 治験実施医療機関の長は、治験に係わる審議及び採決に参加しなければならない。
5 治験薬は、治験審査委員会で審査が終了すれば、治験の契約が締結される前でも交付できる。

解答
問211 1、4
問212 2、4
問213 1、2
問214 3、4
問215 1、3

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