問181
疾患と検査に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1 肝癌と肝硬変では、多くの場合、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST)の方がアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)よりも高値を示す。
2 間質性肺炎では、アシル化糖鎖抗原(KL-6)が高値を示す。
3 急性心筋梗塞が発症すると、経時的に血清クレアチンキナーゼ (CK)、AST、乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)の順に上昇する。
4 脂質異常症の診断基準は、低比重リポタンパクコレステロール(LDL-C) 値が140mg/dL以上あるいは高比重リポタンパクコレステロール(HDL-C)値40mg/dL以下である。
5 SCC抗原(Squamous cell carcinoma antigen)は、大腸癌の代表的マーカーである。
問182
病理検査に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 急性骨髄性白血病においては、骨髄生検所見が治療方針の決定に重要である。
2 慢性糸球体腎炎の確定診断には、腎生検により行う。
3 一般に癌の手術においては、近傍のリンパ節転移の有無を調べる必要がある。
4 一般に前立腺癌の確定診断は生検では行わず、PSA (prostate specific antigen)検査により行う。
5 病理検査で大腸腺腫と診断されれば、治療の必要はなく、経過観察を行う。
問183
脂質異常症とその治療に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1 血清LDL コレステロール値、血清トリグリセリド値の基準値以上、血清HDLコレステロール値の基
準値以下の少なくとも一つを満たすと脂質異常症と診断される。
2 脂質異常症と診断された場合には、薬物療法が第一選択となる。
3 アキレス腱の黄色腫は、家族性高コレステロール血症の診断上、重要な所見である。
4 脂質異常症治療の目的は、動脈硬化症の予防である。
5 シンバスタチンとベザフィブラートとの併用は原則禁である。
問184
高尿酸血症・痛風とその治療に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 尿酸排泄低下型高尿酸血症では、アロプリノールが第一選択薬となる。
2 尿酸排泄促進薬を使用するときは、尿のpH を酸性に維持し、尿路結石を予防する。
3 尿酸産生過剰型高尿酸血症は、プリン体の過量摂取又は過剰合成による。
4 痛風の典型的な症状は、足の母趾付け根外側の激痛を伴う発赤腫である。
5 痛風発作時には、非ステロイド性抗炎症薬の大量・短期投与が有効である。
問185
妊娠に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 正常妊娠では、基礎体温の高温相60日目前後から、妊娠反応検査が陽性となる。
2 正常妊娠では、母体のクレアチニンクリアランス値は個下する。
3 妊娠高血圧症候群の主症状は、高血圧、浮腫及びタンパクである。
4 妊娠後期には、薬物の催奇形性に対する感受性が最も高くなる。
5 妊娠中は、尿路感染症を起こしやすい。
解答
問181 5
問182 4、5
問183 2
問184 1、2
問185 3、5

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