第92回 薬剤師国家試験問題(問161~165)

問161
急速静注に関する問題

省略


問162
ある薬物溶液を被験者に経口投与後、経時的に測定した血漿中濃度に基づいてモーメント解析を行い、中均滞留時間(MRT)が12.0 hrという結果を得た。また、同一被験者にこの薬物溶液を静脈内投与したところ、MRTが10.0hr となった。この薬物の体内動態は線形1ーコンパートメントモデルに従い、消化管における吸収の時間遅れ(ag time)は無視できるものとする。この薬物の消化管における吸収過程の半減期(hr)に最も近い値を1つ選べ。

1 0.35
2 1.4
3 2.0
4 6.9
5 8.3


問163
薬物の体内動態に関する問題

省略


問164
血中薬物濃度モニタリング(TDM)を必要とする薬物の体内動態に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 ゾニサミドは、血中濃度が投与量の増加の割合以上に増加する非線形性を示す。
2 フェノバルビタールの体重当たりの代謝速度は、小児の方が成人より大きい。
3 リチウムの血中濃度は、肝血流量の低下により増大する。
4 ジゴキシンの血中濃度は、キニジン硫酸塩水和物との併用により低下する。


問165
医薬品の安定性に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 ベンジルペニシリンは水溶液とした場合、分解しやすいので、プロカインとの難溶性塩にして懸濁剤とすると安定性が向上する。
2 チアミン塩化物塩酸塩はチアミン化物より水に溶けにくく、吸湿性が低いので、錠剤や散剤中の安定性に優れている。
3 アスコルビン酸はそれ自身が還元されやすいので、抗酸化剤として用いられる。
4 アミノ安息香酸エチルは水溶液中でカフェインと分子間相互作用による複合体を形成し、加水分解が抑制され、安定化される。

解答
問161
問162 2
問163 4
問164 1、2
問165 1、4

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