問26
固定相としてオクタデシルシリル (ODS)化シリカゲル、移動相としてメタノールと水の混液を用いて、芳香族化合物の混合物(アントラセン、ナフタレン、ベンゼン)の分離を液体クロマトグラフィーにより行った。次の記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1 アントラセン、ナフタレン、ベンゼンの順に溶出する。
2 移動相のメタノールの含量を増やすと、芳香族化合物の質量分布比(ん)は小さくなる。
3 カラム温度を上げると、芳香族化合物のkは小さくなる。
4 移動相の0.1vol%の酢酸を加えても、芳香族化合物のkはほとんど変わらない。
問27
キャピラリー電気泳動法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 電気的に中性な物質の相互の分離は不可能である。
2 タンパク質や核酸などの生体高分子の分離に用いられる。
3 検出器として紫外可視吸光度計や蛍光光度計が用いられる。
4 pH7の電解質溶液を満たしたフューズドシリカ(fused siica)製の毛細管を用いて泳動を行う場合、毛細管内部の溶液は陰極から陽極に向かって移動する。
問28
溶媒抽出法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 水溶液中の目的成分を有機相に抽出するための有機溶媒として、メタノールやアセトニトリルが適している。
2 水溶液中の目的成分が酸性物質である場合、この水溶液をアルカリ性にすれば有機溶媒で抽出されやすくなる。
3 水溶液中の目的成分を有機相に効率的に抽出するために、塩化ナトリウムなどの無機塩類を水相に飽和濃度まで添加することがある。
4 水溶液中の目的成分の有機溶媒への抽出率は、用いる有機溶媒の体積には影響されない。
5 水溶液中の目的成分を一定量の有機溶媒で抽出する場合、一度で抽出するより抽出回数を増やした方が抽出効率は高くなる。
問29
日本薬局方アスコルビン酸の定量法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
「本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、メタリン酸溶液(1→50)50mLに溶かし、0.05 molL
ヨウ素液で滴定する。」
1 ここで「精密に量る」とは、指示された数値の質量をそのけた数まで量ることを意味する。
2 メタリン酸はアスコルビン酸の安定化のために加えられる。
3 アスコルビン酸は、この滴定によってデヒドロアスコルビン酸となる。
4 指示薬として、エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬が用いられる。
問30
1H-NMRの問題
省略
解答
問26 1
問27 2、3
問28 3、5
問29 2、3
問30 4

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