第91回 薬剤師国家試験問題(問201~205)

問201
糖尿病とその治療に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 糖尿病患者の高血圧治療には、チアシド系利尿薬が第一選択として用いられる。
2 糖尿病の血糖管理では、ヘモグロビンA1c値が10~15%となるようにする。
3 2型糖尿糖熱者が重症感染症を発症した場合には、インスリンよりもスルホニル尿素薬を治療に用い
るべきである。
4 ケトアシドーシス時にインスリンを投与すると、血清K+濃度が投与前より低下しやすい。
5 2型糖尿患者の体格指数(body mass index)が28以上の場合には、体重を減量する必要があ
る。


問202
甲状腺疾患に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1 新生児の甲状腺機能低下症(クレチン病)では、精神神経障害を起こさないように早期にチロキシンの補充が必要である。
2 バセドウ(グレープス)病の放射性ヨード療法では、甲状腺機能体下症を生じることがある。
3 成人の原発性甲状腺機能低下症は、慢性甲状腺炎(橋本病)によるものが最も多い。
4 慢性甲状腺炎は男性に多く、無力感、寒冷敏感、皮膚乾燥などの自覚症状を示す。
5 甲状腺疾患による機能低下症では、血中甲状腺刺激ホルモン(TSH)及び遊離チロキシンレベルが共に低下している。


問203
症例問題

省略


問204
インフルエンザウイルス感染症及びその予防と治療に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1 インフルエンザウイルスは、A、B、Cの3型に分類される。
2 インフルエンザHA ワクチンは、B型インフルエンザウイルスには予防効果がない。
3 アマンタシン塩酸塩は、副作用として幻覚、せん妄、座れんを生じることがある。
4 ノイラミニダーゼ阻害薬は、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に投与を開始する。
5 小児の発熱時には、アスピリンはライ症候群を引き起こす危険性があるため、ジクロフェナクナトリ
ウムが第一選択となる。


問205
堀性疼に用いられる医薬品に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1 WHO方式の疼痛治療では、疼痛の程度が軽い段階からモルヒネ塩酸塩水和物を積極的に用いる。
2 鎮痛薬に加えて、アミトリプチリン塩酸塩などの鎮痛補助薬を用いることがある。
3 モルヒネ塩酸塩水和物の消失半減期は24時間と長いので、1日1回の投与で効果的である。
4 オピオイド鎮痛薬の副作用に悪心・嘔吐があり、その予防にはグラニセトロン塩酸塩が用いられる。
5 フェンタニルの経皮吸収型製剤により、3日間程度持続する鎮痛効果が得られる。

解答
問201 4、5
問202 4、5
問203 4、5
問204 2、5
問205 2、5

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