問136
次の消化性瘍治療薬のうち、主として防御因子を増強することにより効果を現すものとして、誤っているものを2つ選べ。
1 オルノプロスチル
2 ファモチジン
3 ゲファルナート
4 テプレノン
5ラベプラゾール
問137
消化器系に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 ドンペリドンは、副交感神経節後線維のドパミンD2受容体を遮断してアセチルコリン遊離を促進し、
胃運動亢進作用を現す。
2 グラニセトロンは、セロトニン 5-HT3受容体を遮断し、制吐作用を現す。
3 ロペラミドは、腸管のオピオイドル受容体を刺して腸管運動を抑制し、止作用を現す。
4 センノシドは、胃酸により加水分解を受けてレインアンスロンを生成し、大腸の蠕動運動亢進作用を
現す。
5 ベルベリンは、オウレンなどの生薬に含有されるアルカロイドで、発酵促進作用と蠕動運動六進作用
を現す。
問138
利尿薬に関する記述について、正しいものを2つ選べ。
1 チアジド系利尿薬は、有機酸輸送系によって遠位細管中に分泌されて作用する。
2 炭酸脱水酵素阻害薬は、尿中へのHCO3排泄を抑制し、尿のpHを酸性側に傾ける。
3 ループ利尿薬は、ヘン係蹄上行脚のNa+/K+ – 2Cl-共輸送系の機能を充進させる。
4 浸透圧性利尿薬は、非電解質のイソソルビドなどがあり、腎示細管で再吸収されにくい。
5 カリウム保持性利尿薬は、チアジド系利尿薬によるK+排泄を抑制する。
問139
生殖器・内分泌系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 エチニルエストラシオールとノルエチステロンの合剤は、下垂体からのコナドトロビンの分泌を抑制し、妊娠を妨げる。
2 オキシトシンは、律動的な子宮収縮作用を有し、分娩を誘発する。
3 ゲメプロストは、子宮強作用のあるプロスタグランジン誘導体で、切迫早産・流産を予防する。
4 ブセレリンは、ゴナドトロピン放出ホルモン受容体を遮断し、子宮内膜症の治療に用いられる。
問140
血液・造血器官に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 葉酸は、胃粘膜からのビタミンB12の吸収を促進し、悪性貧血の治療に用いられる。
2 メコバラミンは、ヘム合成に必要なビタミンB6の誘導体で、鉄芽球性貧血の治療に用いられる。
3 エポエチンアルファは、赤芽球前駆細胞から赤血球への分化・増殖を促進し、腎性貧血の治療に用いられる。
4 フィルグラスチムは、顆粒球コロニー刺激因子製剤で、好中球減少症の治療に用いられる。
解答
問136 2、5
問137 4、5
問138 4、5
問139 1、2
問140 3、4

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