問56
膵臓ホルモンに関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 膵臓ホルモンはランゲルハンス島のα(A)、β(B)及びδ(D)細胞から分泌される。
2 インスリンはβ細胞で合成され、A鎖とB鎖が1つのジスルフィド結合でつながれている。
3 インスリンは肝細胞、脂肪細胞や筋細胞などの受容体に結合し、血中グルコースの取り込みを亢進させる。
4 グルカゴンは血糖降下時にランゲルハンス島の細胞から分泌され、肝細胞に作用してグリコーゲン分解を促進し、血糖を上昇させる。
5 ソマトスタチンは、ランゲルハンス島の♪細胞から分泌され、インスリン分泌を抑制する。
問57
エイコサノイドに関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 エイコサノイドは、アラキドン酸などの炭素数20の飽和脂肪酸から生成される種々の生理活性物質の総称である。
2 シクロオキシゲナーゼ又はリポキシゲナーゼの触媒作用により、アラキドン酸から様々なエイコサノイドが生合成される。
3 代表的なエイコサノイドに、プロスタグランジン、トロンボキサン及びロイコトリエンがある。
4 エイコサノイドは、合成した細胞自身又は接した細胞に作用する局所ホルモンとして知られてい
る。
5 インドメタシンは、プロスタグランジン、トロンボキサン及びロイコトリエンの生合成を阻害する。
問58
抗体に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1 lgMは初回の免疫により分泌される主要な抗体である。
2 IgE は健常人の血液中で最も濃度の低い抗体である。
3 IgGとIgMは胎盤を通過できる。
4 IgAは化液中での分解から保護する分泌成分は、小腸上皮細胞のポリ1受容体に由来する。
5 IgMからIgAのクラススイッチにはインターロイキン-1が関与する。
問59
自然免疫に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1 好中球、マクロファージ、植状細胞などに発現する Toll 様しセプター(TLR)は、微生物に由来する特徴的な分子構造を認識する。
2 掛状細胞は、抗原提示能力の高い細胞であり、抗原に初めて出会う「細胞を活性化できる。
3 補体は、抗原刺により臓でつくられ、血液中に放出される多種類のタンパク質の総称である。
4 ナチュラルキラー(NK) 細胞は、ウイルス感染細胞や癌細胞を攻撃するほかに、抗体依存性細胞性
細胞障害(ADCC)反応のエフェクター細胞として働く。
問60
アレルギーに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1 Ⅰ型アレルギーは、抗原特異的な12Eと結合した肥満細胞が、アレルゲンの結合により説願して起
こる反応で、即時型過敏反応とよばれる。
2 Ⅱ型アレルギーは、抗原と抗体による免疫複合体が組織に沈着することで起こる。
3 Ⅲ型アレルギーでは、抗原と特異的に結合したIgGやIgMに、補体やエフェクター細胞が作用して
細胞障害が起こる。
4 Ⅳ型アレルギーは、抗原に感作されたT細胞の分泌するサイトカインがマクロファージなどを活性化して起こる反応で、遅延型過敏症とよばれる。
解答
問56 2、4
問57 1、5
問58 3、5
問59 3
問60 1、4

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