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第97回 薬剤師国家試験 必須問題(問16~20)

第97回 薬剤師国家試験 必須問題(問16~20)

問16.過剰に摂取すると、悪心、嘔吐、頭痛などを主症状とする急性中毒を起こすのはどれか。

①ビタミンA
②ビタミンB12
③ビタミンD
④ビタミンE
⑤ビタミンK

問17.2005年以降の年齢階級別死亡率において、20歳~29歳の死因第1位はどれか。

①悪性新生物
②心疾患
③脳血管疾患
④自殺
⑤不慮の事故

問18.疾病の第2次予防に該当するのはどれか。

①健康教室
②予防接種
③集団検診
④在宅機能訓練
⑤職場環境の改善

問19.VDT作業従事者に多くみられる健康障害はどれか。

①熱中症
②職業性レイノー症候群
③頸肩腕症候群
④難聴
⑤潜函病

問20.異物代謝において、メルカプツール酸生成に関与する酵素はどれか。

①カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ
②グルタチオン-S-トランスフェラーゼ
③スルホトランスフェラーゼ
④ロダネーゼ
⑤UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ

————–以下 解答—————–

問16 答え…①
解説:
ビタミンAが正解ですね。
ビタミンAは急性と慢性の過剰症がある。急性については問題文の通りだ。
慢性では、頭蓋内圧亢進やうっ血性乳頭、全身の痛みや皮膚乾燥といった全身症状がある。
また、催奇形性や骨粗鬆症に関連していることも頭の片隅に置いておこう。

ビタミンB12は有毒性が低く、過剰症は特になしとの認識で良いだろう。

ビタミンDの過剰摂取では食欲不振、体重減少、多尿、心臓不整脈等の異常状態があると報告されていますが、食事レベルでは起こらないでしょう。
サプリメント等による過剰摂取が該当しそうですが、イレギュラーである為、試験問題とはならない気がする。
ニュースになれば別だが…。

ビタミンEも特に注目するべき過剰症は報告されていないはずだ。
過剰症やよりも、欠乏症である溶血性貧血の方が狙われると思う。

ビタミンKの過剰症には、溶血性貧血があるな。

すべてを覚える必要はないが、大まかな症状はイメージできると良いと思う。
このあたりでは、あまりに掘り下げた問題は出にくいと予想する。

問17 答え…④
解説:
自殺です。
大きなニュースを目にすることもありますね。
問題文中の年齢層もヒントと言えるかも。
死因の統計に関しては、厚生労働省からも開示されているし、ニュースチェック程度に確認しておくと良いかも知れないな。

問18 答え…③
解説:
一次予防、二次予防、三次予防の分類分けは出来る様にしておこう。
俺的には、
今健康で、将来の健康の為にやる事「任意である事」→一次予防
特に身体に問題はないと本人が思っており、具体的な診察等の医療行為、検査を行う事「努力義務である事」→二次予防
かつて健康を害して、その再発防止になる事「行うべきメニューに組み込まれている事、ほぼ必須でやる事」→三次予防
という様な理解をしていた。改めて書くとかえってわかりにくいかw

問19 答え…③
解説:
VDTとは、Visual Display Terminalです。英単語をつかめたらわかるかな?
スマホ首とか、肩こりとかは有名かと。
もしも知らない略語が出てきた場合、正式な名称があるならばしっかり確認しよう。
言葉そのものがヒントとなっている場合があるぞ。

問20 答え…②
解説:
メルカプツール酸の生合成を復習しましょう。
アセトアミノフェン→(途中省略)→メルカプツール酸(Nアセチルシステイン抱合体)
となるわけですが、メルカプツール酸になる前段階にはグルタチオン抱合を受ける。
よって、抱合で必要な酵素はグルタチオンSトランスフェラーゼですね。

グルタチオン抱合体は加水分解の後にシステイン抱合体となり、アセチル抱合を受けます。
この時に関与する酵素はNアセチルトランスフェラーゼです。

したがって、選択肢にNアセチルトランスフェラーゼがあれば、それでも正解ですね。
また、メルカプツール酸の生合成において加水分解の過程があるか否かの設問も作成できると思います。

化学とも関連性が持てる問題だと思いますから、余力のある方は構造式を含めて理解できると良いと思います。
さっぱり苦手な方は、とりあえず必要箇所のみ丸暗記で対応しましょうw

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