第95回 薬剤師国家試験問題(問191~195)
問191 肝疾患に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.デュビン-ジョンソン症候群では、有機アニオントランスポーターであるMRP2の機能不全が認められ、高直接ビリルビン血症をきたす。
2.クリグラーナジャー症候群では、グルクロン酸抱合酵素であるUGT1A1活性が上昇しており、高直接ビリルビン血症をきたす。
3.非アルコール性脂肪肝炎(NASH)では、インスリン抵抗性が増大している。
4.B型肝炎ウイルスはDNAウイルスであり、C型肝炎ウイルスはRNAウイルスである。
5.アルコール性肝障害では、血清ALTがASTより高値である。
問192 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とその治療に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.血小板の寿命に変化は認められない。
2.出血時間の延長が認められる。
3.プロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間の延長が認められる。
4.副腎皮質ステロイド性薬や免疫抑制薬が用いられる。
問193 播種性血管内凝固症候群(DIC)とその治療に関する記述のうち、誤っているものを1選べ。
1.血液疑固が亢進し、微小血管に血栓が多数形成され、臓器障害が引き起こされる。
2.血液凝固が亢進するため、出血時間、プロトロンビン時間、活性化部分トロンポプラスチン時間はいずれも短縮する。
3.ヘパリンナトリウムやガベキサートメシル酸塩が、治療に用いられる。
4.基礎疾患として、悪性腫瘍や重症グラム陰性菌感染症などがあげられる。
問194 緑内障患者に対する処方内容を見て、適切な記述を選ぶ問題。
省略
問195 高血圧症で通院中の68歳男性が、定期受診日で外来受診した。患者が「4日前、朝から夕方にかけて胸痛が続いたが治まった。その後特に症状はない。」と述べたので、検査のため入院となった。その結果、4日前の胸痛は急性心筋梗塞によるものであり、合併症はないとの診断を受けた。
入院時の検査所見に関する記述について、誤っているものを1つ選べ。
1.トロポニンT値は、基準値に戻っている。
2.AST値が上昇している。
3.LDH値が上昇している。
4.心電図に異常Q波が認められる。
————–解答—————–
問191 2,5
問192 2,4
問193 2
問194 3,4
問195 1

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