第95回 薬剤師国家試験問題(問51~55)
問51 真核細胞の転写に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.tRNAは、RNAポリメラーゼⅠにより転写される。
2.アンドロゲン受容体は、転写制因子として機能する。
3.mRNAの3端にはpoly(U)が付加される。
4.Small nuclear ribonuclear protein(snRNP)は、mRNAのスプライシング反応に関与する。
問52 DNAと染色体の構造に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.B型DNAは、右巻き二重らせん構造である。
2.B型DNAは、1回転あたり21塩基対である。
3.セントロメアDNAは、サテライトDNAの1つである。
4.ユークロマチンは、ヘテロクロマチンより凝集度が高い。
問53 遺伝子に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.ゲノムの解析から、ヒト細胞1個に含まれる遺伝子の数は約3000個であることが明らかになった。
2.ゲノムの塩基配列は、人によって異なる部分がある。
3.サザンブロット法により、特定の遺伝子の存在を知ることができる。
4.大腸菌のプラスミドにクローン化された遺伝子は、動物細胞の中では発現することができない。
問54 翻訳・転与に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.真細胞のrRNAは、核小体で合成される。
2.tRNAはアミノ酸と結合し、mRNA上のアンチコドンに結合する。
3.核内のタンパク質は、核内で翻訳される。
4.膜結合リボソームでは、分泌タンパク質が作られる。
問55 細胞内カルシウムに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.カルシウムイオン(Ca2+)濃度は、静止時の細胞内では10^-8~10^-7mol/Lに維持されており、細胞外では約0.3mmol/Lである。
2.膜電位依存性Ca2+チャネルは、7回膜費通型タンパク質である。
3.臨床で広く使用されるCa2+チャネル断薬は、L型の膜電位依存性Ca2+チャネルを抑制する。
4.リアノジン受容体は、小胞体膜で四量体を形成し、Ca2+放出チャネルを形成している。
————–解答—————–
問51 2,4
問52 1,3
問53 2,3
問54 1,4
問55 3,4

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