第94回 薬剤師国家試験問題(問226~230)
問226 水剤の秤量に関する問題。
省略
問227 注射薬及び輸液の調剤に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.ブドウ糖輸液とアミノ酸輸液の混合により、メイラード反応が起こり着色する場合がある。
2.糖質製剤は、ブドウ糖のみを含有する注射液であり、高カロリー輸液を含まない。
3.高カロリー輸液療法時には、乳酸アシドーシスを防止するためビタミンB1を併用する。
4.脳症を伴う肝不全には、Fischer比を低くしたアミノ酸製剤を使用する。
問228 注射剤の配合変化に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.カンレノ酸カリウム注射用は、酸性注射液との配合により沈澱を生じることがある。
2.ドパミン塩酸塩注射液は、酸性注射液との配合により酸化分解を起こして着色することがある。
3.アンピシリンナトリウム注射用は、5%ブドウ糖液に溶解すると分解することがある。
4.アムホテリシンB注射用は、生理食塩液等の電解質溶液に溶解すると沈澱を生じることがある。
5.ナファモスタットメシル酸塩注射用は、5%ブドウ糖液に溶解すると白濁することがある。
問229 抗悪性腫瘍薬の調製に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.レジメンとは、使用する抗悪性腫瘍薬並びに併用薬の投与量、投与速度、投与日数及び投与順序を定めた投与計画をいう。
2.調製時には、専用の着衣(ディスポーザブル)、フィルターマスク、ゴーグル、キャップ及び手袋を着用する。
3.抗悪性腫瘍薬の混合調製には、作業環境として水平気流型クリーンベンチを使用する。
4.凍結乾燥製品を溶解する際には、バイアル内を陽圧にして操作する。
5.廃棄物は、薬液により周囲を汚染しないように口の閉まるビニール袋に入れて保管・廃棄する。
問230 カルバマゼピンを服用中の男児(12歳)の保護者より、服用開始後12日目から発熱(38°C以上)、眼の充血、口唇の腫れ、全身性の紅斑が出現したとの連絡があり、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)が疑われた。
SJSとその対処に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.SJSは、中毒性表皮壊死症(toxic epidermal necrolysis,TEN)ともよばれる。
2.主治医に連絡後、保護者にカルバマゼピンの服用を直ちに中止するよう指示する。
3.SJSはアレルギー性の皮膚反応によるものであるため、ヒスタミンH2受容体遍断薬が有効である。
4.眼表面の炎症を抑えるため、副腎皮質ステロイド性薬が有効である。
————–解答—————–
問226 2
問227 1,3
問228 2,5
問229 3,4
問230 2,4

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