第93回 薬剤師国家試験問題(問96~100)
問96 1日許容摂取量(ADI)に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.ヒトが毎日連続して一生涯摂取しても危険がないと考えられる1日当たりの摂取量のことである。
2.動物実験で求めた最大無作用量と同じである。
3.農薬のADIは、生態系への影響を考慮して決められている。
4.食品添加物の使用基準は、ADIを考慮して決められる。
問97 ある化学物質の急性中毒者の血液検査及び処置の結果を以下に示す。
「血液検査を行ったところ低コリンエステラーゼ血症であった。また、アトロピン硫酸塩水和物の静脈点滴を行ったところ症状が改善した。さらに、ヨウ化プラリドキシム(PAM)の投与が有効であった。」
これより推定される原因物質はどれか。
1.シアン化カリウム
2.マラチオン
3.カルバリル
4.DDT
5.アセトアミノフェン
問98 依存性薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.LSD-25とサイロシンは、いずれもトリプタミン構造を含む。
2.モルヒネのグルクロン酸抱合は、ヒトでは3位水酸基よりも6位水酸基で起こりやすい。
3.ペントバルビタールは、銅ーピリジン反応により定性的に検出される。
4.メタンフェタミンとアンフェタミンは、いずれもシモン反応に陽性である。
問99 電子捕獲型検出器を備えたガスクロマトグラフィーで、高感度に分析できる薬毒物として、正しいもの2つ選べ。
構造式のため省略
問100 電離放射線に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.放射線荷重係数は、α線よりもγ線の方が大きい。
2.放射線の人体への影響は、細胞分裂の盛んな組織で大きい。
3.放射線の人体への影響の度合いを表す単位は、グレイ(Gy)である。
4.α線放出核種の人体への影響は、体外被曝よりも体内被曝による方が大きい。
————–解答—————–
問96 1,4
問97 2
問98 1,3
問99 1,2
問100 2,4

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