誰でも合格できる!底辺から合格を勝ち取った薬剤師国家試験の勉強方法

薬剤師国家試験の勉強方法
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薬剤師国家試験の勉強方法

はじめに

管理人はこのページに記載する勉強方法で薬剤師国家試験を突破しました。
定時制高校出身の管理人がストレートで国家試験に合格することができた勉強方法です。

但し、この勉強方法は何もせず魔法の様に点数が取れるものではありません。
管理人の国家試験勉強期間は誰に対しても胸を張って「ものすごく勉強した!」と言えるものでした。

多くの受験生は6回生(6年生)になって受験勉強を始めると思います。
1年間で薬剤師国家試験は突破できます。管理人にも出来たのですから。
現役生で国家試験勉強に悩んでいる方、浪人生で勉強方法に不安を感じている方、ぜひ参考にしてみてください。

国家試験で使った教材一覧

管理人は薬剤師国家試験受験勉強の際に以下の教材を購入しました。
当時は自称参考書マニアだったため、気になったものは購入していました。
実際に使って良かった・役に立ったランキングも記載しています。

国家試験の為に購入した教材

薬ゼミ系教材

  • 青本
  • 領域別問題集
  • 回数別過去問集

メディセレ系教材

  • オレンジブック
  • 回数別過去問集
  • 必須ポイントブック

予備校や大学の資料

  • 模試の解説書
  • 予備校の講義資料(大学への出張講義、季節講習、山掛け講義)

使って良かった・役に立ったランキング

上に書いた教材の中で、最も使用したランキングTOP5は…

  • 1位 青本
  • 2位 メディセレ 回数別過去問集
  • 3位 模試の解説書
  • 4位 薬ゼミ 領域別問題集
  • 5位 メディセレ 必須ポイントブック

です。この中でも、1位、2位は別格
青本と回数別過去問集が最重要です。持っていない受験生は今スグ!購入しましょう。

国家試験勉強を始めた時期と時期毎に使用した教材

管理人が国家試験対策を本格的に開始したのは10月。エッ!遅くない?!と思ったアナタ、正しいです。
“本格的に始めた”というのがポイント。国家試験のことしか考えないモードに入ったのです。
それまでは、卒業論文(研究)と大学院入試(就活の代わり)と遊ぶことに全力を注いでいたからです。

では、10月までは何もしていなかったかと言うとそんなことはありません。
細かなことを含めると、4月頃から始めていました。

最初にやったことは、研究の合間に薬ゼミの領域別問題集を解くことです。
解くと言っても、パラパラと見ながら、正誤を答える程度。
非常にゆる~くやっていましたが、この期間に領域別問題集は3周はしました。
イメージとしては、問題を見れば「これは見たことがある」としっかり認識できるレベルです。

10月からは、ただひたすらに青本解いて解いて解きまくりました。
最初は、解説部分はひとまず置いておき、章末問題をひたすら解くことに集中。1日に複数科目はやらず、今日は物理、明日は化学といったように、1日1科目、すべての章末問題を解きました。

※薬理と病態は本が他科目より分厚いので薬理①、薬理②のように1冊を2日に分けていました。

つまり、すべての章末問題を解ききるまでは、その日の勉強は終了しません。逆に、早くすべての章末問題を解き終えたなら、その日の勉強は終了(ノルマ達成)です。

ここが重要ですが、勉強が終了(ノルマ達成)すれば、後は遊んでもいいというルールを決めていました。しかし、勉強が終了しない(ノルマ未達成)時は、終わるまで寝ませんでした。

何が何でも、その日のノルマを達成するのです。

勉強終了後も余力があり、勉強を続けたい時は、回数別過去問集や模試の解説書(模試の復習)、領域別問題集や解きたい科目の問題を気の向くままにやっていました。
ポイントは毎日のペースを崩さないこと。ルールを守ることです。

例えば、明日やる予定の科目を追加でやって終わらせ、明日は1日勉強しない、というのはダメです。
1日1科目のルーティンを守るのです。そしてそれを毎日続けるのです。
追加で勉強するのであれば、ルーティンに追加する勉強をするのです。

この勉強方法を実際に行ってみると、最初(特に1、2周目)は、サッパリな感じがすると思います。
大丈夫です。サッパリな問題はバッサリと切り捨て、次の問題に取りかかってください。
ただし、問題や解説を読まずに飛ばしてはダメだ!ダメだ!ダメだ!

とにかく、見る。
とにかく、読む。

コレがポイント。
これをひたすら繰り返していくと、3、4周目で問題と仲良くなり始めたことに気付くでしょう。
5周目にはだいぶお互いのことがわかってくる。6周目で割りと通じ合える。
7周目以降は、恋人のような関係になる。
1日1科目をすべて終わらせるので、全9科目を11日(薬理と病態は2日で1冊)で1周することができます。すると1か月で全科目を最低2周はできますね。慣れれば、“薄い科目は2科目まとめて1日で”、となるかも知れません。

簡単そうに書いていますが、最初は本当にツラいと思います。
しかし、慣れれば速度はどんどん上がります。10月から始めても国家試験本番までに全科目最低8周、ではなく、最低10周はしていると思いますよ。
管理人がそうだったのですから、嘘ではありません。
9科目1周がひとつのゲームなら、1回目全クリするのは時間がかかりますが、2回目は1回目よりはかかりませんね。3回目はどうでしょう。そんなゲーム感覚でやるのがオススメです。きっとクリアするのが楽しくなってくる。

実際に、4周目くらいになると、章末問題がある程度スムーズに解けるようになってくると思います。これは問題の内容を理解したうえで解けるという意味です。
そうすると、解説部分にも目を通す余裕が出てくるでしょう。管理人は問題を解く合間に、特にわからないところの解説部分を読みました。

とにかく、
解いてわからない→解説を読む→もう1度解く

という流れをただひたすらに繰り返しました。

12月頃になると、薬ゼミ重点ポイント集というものが発売されます。
重点ポイント集は比較的薄いので、青本以上にラクに1日で1科目をまるっと終わらせることができるでしょう。

ルーティンに重点ポイント集を加えて、更にスキマ時間にメディセレ回数別過去問集をやりましょう。
重点ポイント集の発売までに、ルーティンをこなして青本を見ていればスムーズだと思います。

回数別過去問集の使い方

回数別過去問集とは、99回、100回といったように、1冊でその回の問題がすべてがまるっと解説されているものです。

メディセレの回数別過去問集は本当に素晴らしい。これについては、賛否両論あるようですが…。
管理人は、メディセレの回数別過去問集、本当に素晴らしいと思います。
大切なことだから、2回言いました(笑)

必須問題から実践問題まで、ひととおりの流れを解き切るというのは、国家試験のシュミレーションの意味も含めて、大変有効です。

管理人は、回数別問題集を、主に模擬試験(模試)の前に使っていました。
毎回、最低過去3回分は一通り目を通し、ピンと来ない問題は2回か3回は解きました。
青本と同じ様に、1日1つの回をすべて解いていたので、模試の4~5日前からは過去問に時間を充てていました。

まとめ

1)青本の章末問題をひたすら解きましょう。
2)章末問題がある程度解けるようになったら、回数別過去問集を追加で解き、必須問題→実践問題を流れで徹底的に演習しましょう。
3)重点ポイント集が発売されたら、これまでの問題演習に加えて重点ポイント集もひたすら解きましょう。

とにかく、問題を解いて、解いて、解きまくりました。
過去問(既出問題)を確実に、その上に周辺知識を追加するのです。
つまり、過去問から派生するであろう内容は把握、理解しておくのです。どれぐらい理解できたかのイメージは、過去問の問い方、質問のされ方が変わっても正誤を正確に指摘できるかどうか、だと思います。

さいごに

個人差はありますが、これまで書いた勉強メニューのトータルの勉強時間としては、1日あたり長いと12時間、短ければ6時間程度になるのではないかと思います。

12時間と聞くと気が遠くなる受験生もいるでしょうが、8時間、6時間ならどうでしょう。
何度も書きましたが、最初は12時間またはそれ以上かかると思います。続けていればそのうち慣れてきます。
そうすると8時間、6時間で1日の勉強ルーティンが安定してくるでしょう。そうすれば、受験勉強の忙しい中でも、遊ぶ時間や趣味の時間も確保することは可能でした。

国家試験勉強において、最も大切なことは、何度も何度も何度も繰り返すことです。
最初はチンプンカンプンでも、解き続けることで、アッ!!!と思う時が必ず来ます。
先生や友達が何を言って来ても、無視してください。
何度も繰り返せば、結果は必ず付いてくる!!

ここまで読んでくれてありがとう。がんばれ!君ならできる!

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この記事を書いた人

通信制高校を受験するも不合格になり、定時制高校から薬剤師になった暇人のブログ。進学や就職、転職について実体験をもとに色々書いています。

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