ヤバい上司はどこにでもいる
こんにちは!薬師です。
今日は、「ヤバい上司にあたってしまった時にどう対応すれば良いの?」というギモンに対していくつかの解決策を提案します。
職場で過ごす時間は1日の中で、正社員・フルタイムなら8時間、パート・アルバイトでも3~6時間は過ごすことになります。そう、あなたの貴重な1日の大半を費やしていると言っても過言ではありません。
今現在、ヤバい上司にあたってしまって悩んでいる人も多くいると思います。その中には、「どうしたら良いかわからない…」「ひたすら我慢するしかない…」などと絶望に暮れている人も多いと思います。
ヤバい上司はどんな会社、どんな職場にもいます。
あなたがいくら気をつけていても、突然現れることもあります。今の職場環境がとても良くても、異動や中途採用で突如ヤバい上司がやってくることがあります。
ヤバい上司にあたってしまった時の対応策を持っておくことで、腹が立ちますがいくらか心穏やかに対応できますよ!
そもそもヤバい上司とは
ヤバい上司と聞くと、どんな上司を思い浮かべますか?
具体的な人物(顔)を思い浮かべる方も少なくないと思います。
この記事では、以下の様な特徴のある上司をヤバい上司とします。
・威圧的な態度で接してくる
・見下してくる(見下した様な態度をとる)
・ミスをしたときに感情的に責め立てる、執拗に繰り返し責め立てる
・部下の成果を取り上げて、自分の成果にする
・部下の教育、指導ができない
・会社やチームのことを考えず、自分のことばかり考えている
・緊急時に役に立たない
・部下が何人も辞めている
・あなたが不快な気持ちになることをしてくる
あれ?「仕事ができない」が入っていないんじゃないの?と思われた方もいると思います。
その通りなのですが、ここでは敢えて「仕事ができない」を入れませんでした。
上司本人がプレイヤーとして“仕事ができる、できない”は重要ではあるのですが、上司というのは“チームを率いるマネージャーとしての能力”がより重視されると思いますので、必ずしも上司本人がバリバリ仕事ができなくても問題ないという理由です。
オリンピック選手のコーチは必ずしもオリンピック選手ではありませんよね。一流大学へバンバン合格実績を出している塾の先生が必ずしもその一流大学卒ではありませんよね。それと同じイメージです。
自分のことしか考えず、チームを導くことができない、導くどころか崩壊に持っていく上司が“ヤバい上司”なのです。
ヤバい上司の生息率
会社の規模にもよりますが、ヤバい上司はどの会社にも1人はいます。
100%生息していると言っても過言ではありません。薬剤師業界においても同じことが言えます。
社長がヤバいのか、エリアマネージャーがヤバいのか、管理薬剤師がヤバいのか、役職によらずヤバい上司はたくさんいます。
まだ遭遇したことがない方は、この先の薬剤師人生で遭遇しないことはほぼ不可能と考えておきましょう。
ひとつ注意しておきたいのは、ヤバい上司があなたにとって有害かどうかです。その上司をみんなが嫌っているから等、判断基準があなた自身以外にならないように気をつけてください。逆に、他の人が問題ないと言っていても、あなた自身に害があるのであれば、それはヤバい上司なのです。
ヤバい上司に出会ってしまった時の対処法
では、ヤバい上司に当たってしまった時はどうしたら良いのでしょうか?
理想論はいくらでも言えますが、実際にどの様な手段が取れるのかを挙げて行きたいと思います。
(1)同僚はその上司のことをどう思っているのかを客観的に調査してみましょう。
みんなが同じ意見を持っているのなら、その上司はヤバい上司です。早急に次の手を打ちましょう。
(2)上司の更に上の上司に相談することを検討しましょう。
他の人がその上司に対して同じ感情を抱いているなら、既に誰かがヤバい上司の上の上司に相談しているかも知れません。その声の数が多いなら、会社もあなたの相談に対応してくれる可能性が高くなります。しかし、上司の更に上の上司もヤバい可能性があります。最初はあまり期待せずに相談してみましょう。
定期的な人事面談がある場合には、その時に申告してもいいですね。
(3)上司が異動するまで我慢する。
あなたがヤバい上司以外の職場環境を気に入っていて、定期的な人事異動がある会社では有効な作戦です。そのヤバい上司が異動すれば職場環境は改善されるので、時が経つのを待つのもひとつでしょう。
この時に注意してほしいポイントがあります。その上司が“他に行き先が無くて現在のポジションに就いていないか”という点です。もし他に行き先がなくて辿り着いているのなら、この作戦は使えません。また、異動のない会社やヤバい上司が異動のないポジションの場合は使えないので注意しましょう。
(4)自身の社内異動を願い出る。
社内の異動であなた自身がヤバい上司から離れる作戦です。可能ならオススメの対応です。
会社を気に入っている場合には特にオススメです。転職に比べて労力が少なく、大きく環境を変えることもできるでしょう。
しかし、注意事項もあります。ヤバい上司も異動してくる可能性があることです。また、社内異動とはいえ転居が必要であったり、異動先がより劣悪な環境ということや、異動先では今までと業務内容が異なる場合も有り得ます。
社内異動を申し出る前に、自分の所属する会社にはどのような部署があり、どこへ異動可能なのか、その部署ではどのような業務を行い、どのような労働環境なのか、をしっかりと調べましょう。
調剤薬局やドラッグストアチェーンであれば、店舗異動が一般的でしょうから、希望する異動先がある場合はその店舗の情報収集をしっかりと行いましょう。
(5)辞める
ヤバい上司から100%離れることができる対応です。個人的にはオススメです。
「そんなことで辞めるの?!」と思った方もいるでしょうが、スパッと辞めましょう。1日の大半を過ごす職場があなたに害をもたらすのであれば、辞めてスッキリした方が良いです。その方が心も体も健康を保てます。仮に我慢を続けて体調を崩したり、病気になったりしてからでは遅いです。取り返しがつかなくなります。また、人生は短いです。その貴重な時間をヤバい上司に費やしている程、あなたは暇ではないはずです。
尚、この解決対応をオススメできるのは、薬剤師免許があるからです。こういうところで資格の強みが活きてきます。条件を絞り過ぎなければ、就職先候補は沢山ありますよ!
まとめ
ヤバい上司にあたってしまった時は、無理に我慢をしないで自分の心の声に素直になってみましょう。ヤバい上司の下でも自分自身が成長できるなら良いですが、精神的に病んでしまいそうな時はすぐにこの記事にある対応策を参考にして行動してください。
イザという時、会社は守ってくれません。自分の身は自分で守るしかないのです。
でも大丈夫。健康な心と身体があれば、あなたが理想とする薬剤師の姿で仕事ができますよ!
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