第94回 薬剤師国家試験問題(問86~90)
問86 カドミウムに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.ヒトにおける主要な暴露源は、魚介類である。
2.生物学的半減期が長いため、一般的にヒトの組織中濃度は若年者よりも中・高年者の方が高い。
3.慢性中毒の主症状は、肺腺維症である。
4.メタロチオネインと結合すると、その毒性が軽減される。
問87 化学物質による中毒の処置に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.パラコート中毒の場合、高濃度の酸素吸入が有効である。
2.サリン中毒の場合、ジメルカプロール(BAL)は有効である。
3.アセトアミノフェン中毒の場合、N-アセチルシステインが有効である。
4.青酸中毒の場合、チオ硫酸ナトリウムが有効である。
問88 乱用薬物の代謝に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.メタンフェタミンは、主に未変化体として尿中に排泄され、その排泄速度は尿のpHが低いときよりも高いときの方が大きい。
2.3.4-メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)の主な代謝反応は、脱メチレン化である。
3.コカインの主な代謝反応は、加水分解である。
4.⊿9-テトラヒドロカンナビノールの主な代謝反応は、N-脱メチル化である。
(注)⊿9-テトラヒドロカンナビノールは、⊿1-テトラヒドロカンナビノールと表記する場合がある。
問89 137Csと131Iが同時に体内に取り込まれたとき、137Csの放射能が1/2になるまでの時間は、131Iの放射能が1/2になるまでの時間の何倍か。最も近い値を1つ選べ。
ただし、137Csの物理的半減期は約30年、生物学的半減期は約70日とし、131Iの物理的半減期は約8日で、生物学的半減期は約138日とする。
1.0.1
2.1
3.10
4.100
5.1,000
問90 生態系における窒素循環に関与する生物のうち、独立栄養生物を2つ選べ。
1.腐敗細菌(分解者)
2.脱窒菌
3.硝化細菌
4.植物(生産者)
5.動物(消費者)
————–解答—————–
問86 2,4
問87 3,4
問88 2,3
問89 3
問90 3,4

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