第94回 薬剤師国家試験問題(問31~35)
問31 質量分析スペクトル(El-MS)図を読み、1H-NMR測定結果と併せて確認し、正文を選ぶ問題。
省略
問32 日本薬局方乾燥水酸化アルミニウムゲルの定量法に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
本品約 2gを精密に量り、塩酸15mLを加え、水浴上で振り混ぜながら 30分間加熱し、冷後、水を加えて正確に500mLとする。
この液20mLを正確に量り、0.05 mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム液30mLを正確に加え、pH4.8の酢酸・酢酸アンモニウム緩衝液20mLを加えた後、5分間煮沸し、冷後、エタノール(95)55mLを加え、0.05 mol/L酢酸亜鉛液で滴定する(指示薬:ジチゾン試液2mL)。
ただし、滴定の終点は液の淡暗緑色が淡赤色に変わる時とする。同様の方法で空試験を行う。
1.煮沸するのは、Al3+とエチレンジアミン四酢酸二水素ニナトリウムとのキレートの生成速度が小さいためである。
2.指示薬のはじめの色(淡暗緑色)は、Al3+とジチゾンとのキレートの色である。
3.0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素ニナトリウム液 1mLは、酸化アルミニウム(AI2O3: 101.96)5.098mgに相当する。
問33 日本薬局方における原子吸光光度法の記述のうち、正しいものを1選べ。
1.原子吸光度法は、光が原子蒸気層を通過するとき、励起状態の原子が特有の波長の光を吸収する現象を利用し、試料中の元素量を測定する方法である。
2.装置は、光源部、試料原子化部、分光部、測定部及び表示記録部からなり、光源にはキセノンランフが用いられる。
3.試料原子化法には、フレーム方式、電気加熱方式及び冷蒸気方式がある。
4.原子スペクトルは、紫外可視吸収スペクトルと同様に連続スペクトルである。
5.定量には、検量線法、標準添加法及び内標準法を用いるが、干渉やバックグラウンドの補正はほとんど必要ない。
問34 日本薬局方医薬品とその定量法について正しい組み合わせを選ぶ問題。
省略
問35 超音波診断法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.診断用超音波の周波数は80MHz以上である。
2.超音波診断装置では、超音波の反射波を画像としている。
3.心臓や血管内の血流検査を行う超音波診断法では、ドップラー効果を利用している。
4.微小気泡は超音波をほとんど反射しないので、エコー信号の増強効果はない。
————–解答—————–
問31 3,5
問32 1
問33 3
問34 2
問35 2,3

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