第96回 薬剤師国家試験問題(問81~85)
問81 化学物質の代謝に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.異物の代謝には、主としてミトコンドリアのシトクロムP450が関与する。
2.フェニルエチルエーテルは、体内でフェノールとホルムアルデヒドに代謝される。
3.パラチオンからパラオキソンへの変換は、シトクロムP450を介した脱硫反応によって起こる。
4.2-アミノフルオレンは、ニトレニウムイオンに変換されて発がん性を示す。
問82 微生物を用いて行われる変異原性試験として、正しいものを2つ選べ。
1.Ames試験
2.recアッセイ
3.不定期DNA合成試験(UDS試験)
4.コメットアッセイ
問83 構造式が示され、神経系に毒性を示す化学物質として、正しいものを2つ選ぶ問題。
省略
問84 有害金属に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.生体内に取り込まれた水銀(Ⅱ)イオンは、主にメタロチオネインと結合して臓器に蓄積する。
2.鉛中毒時には、血中及び尿中のδ-アミノレブリン酸濃度が上昇する。
3.毛髪中のカドミウムは、カドミウム汚染や慢性曝露の指標として広く利用されている。
問85 動物実験で得られたある有機リン系農薬のNOAELは、1.0mg/kg/dayであった。この農薬は稲のみに使用され、ヒト(体重50kg)が米を1日平均200g摂取すると仮定したとき、この農薬の路量がADIを超えないための米への残留の上限値(mg/kg)として最も適当なものを1つ選べ。ただし、安全係数は100とする。
1.0.25
2.2.5
3.25
4.250
5.2,500
————–解答—————–
問81 3,4
問82 1,2
問83 3,4
問84 1,2
問85 2

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