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第95回 薬剤師国家試験問題(問56~60)

第95回 薬剤師国家試験問題(問56~60)

問56 神経伝達物質に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)型受容体は、イオノトロピック型のグルタミン酸受容体の一種である。
2.グリシンは、脊髄や網膜に存在する興奮性伝達物質である。
3.γ-アミノ酪酸(GABA)は、L-グルタミン酸の脱炭酸によって生合成され、放出後神経終末およびグリア細胞に取り込まれる。
4.GABAがGABA受容体と結合すると、膜の塩化物イオン(Cl-)の透過性が減少し、神経興奮が抑制される。

問57 ホルモンとその分泌部位との対応のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ゴナドトロピン - 副腎髄質
2.オキシトシン - 下垂体後葉
3.プロラクチン - 下垂体後葉
4.バソプレシン - 下垂体後葉

問58 感染症と免疫応答に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.細菌表面にオプソニンが結合すると、マクロファージや好中球による食食が促進される。
2.アナフィラトキシンは、マスト細胞(肥満細胞)や好中球の脱顆粒を誘導し、炎症性化学伝達物質を遊離させる。
3.細菌侵入の局所に最初に集積する細胞は、リンパ球である。
4.感染時にマクロファージから産生される主なサイトカインは、インターロイキン-1(IL-1)と腫瘍壊死因子α(TNFα)である。

問59 免疫グロブリン分子に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.免疫グロブリン分子と抗原との間には、ファンデルワールスカや疎水性結合などの分子間引力が働く。
2.免疫グロブリン分子可変領域のアミノ酸配列の多様性は、免疫グロブリン遺伝子の再構成により生じる。
3.免疫グロブリン分子は、2本のH鎖と2本のL鎖がジスルフィド結合しており、還元するとFab断片とFc断片に分割される。
4.免疫グロブリン分子の5種類のクラスは、Fab断片の特異性により分類される。

問60 免疫に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.1型アレルギー反応におけるエフェクター細胞は、1型ヘルパーT (Th1)細胞型サイトカインの影響を受けて増殖・活性化する。
2.Th1細胞は、インターロイキン-2(IL-2)やインターフェロンγ(INFγ)を産生し、細胞性免疫に関与する。
3.インターロイキン-12(IL-12)は、NK細胞を活性化し、INFγを産生させる。
4.INFγは、2型ヘルパーT(Th2)細胞からのインターロイキン-4(IL-4)の産生を増強する。

————–解答—————–
問56 1,3
問57 2,4
問58 1,4
問59 1,2
問60 2,3

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