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第95回 薬剤師国家試験問題(問141~145)

第95回 薬剤師国家試験問題(問141~145)

問141 生殖器系に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.オキシトシンは、子宮平滑筋の収縮を増強するが、収縮頻度には影響しない。
2.ジノプロストは、妊娠の有無にかかわらず、子宮平滑筋を収縮させる。
3.エルゴメトリンの子宮収縮作用は、妊娠時期により変化しない。
4.硫酸マグネシウムは、切迫早・流産の予防に使用されるが、過量投与により呼吸抑制や心停止を生じる。
5.ゲメプロストは、プロスタグランジンE誘導体であり、妊娠中期の治療的流産に用いられる。

問142 血液・造血器官に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.葉酸は、造血組織において葉酸欠乏により低下したDNA合成を促進し、溶血性貧血に用いられる。
2.シアノコバラミンは、低下したヘモグロビン合成を促進し、鉄芽球性貧血に用いられる。
3.エポエチンアルファは、赤芽球前駆細胞から赤血球への分化を促進し、巨赤芽球性貧血に用いられる。
4.メテノロンは、タンパク質同化作用により赤血球産生を促進し、再生不良性貧血に用いられる。
5.フィルグラスチムは、好中球の産生を促進し、抗悪性腫瘍薬投与による好中球減少症に用いられる。

問143 眼に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.ラタノプロストは、プロスタグランジンF2a受容体を刺激し、眼房水流出を促進する。
2.シクロペントラートは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断し、瞳子を散大させる。
3.ブナゾシンは、アドレナリンα1受容体を遮断し、眼房水流出を促進する。
4.ドルゾラミドは、毛様体の炭酸脱水酵素を活性化し、眼房水の産生を抑制する。
5.ナファゾリンは、アドレナリンβ2受容体を遮断し、表在性充血を抑制する。

問144 内分泌系に関連する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.タモキシフェンは、骨組織において強力にエストロゲン受容体を遮断する。
2.エプレレノンは、鉱質コルチコイド受容体を選択的に遮断し、腎でのNa+再吸収を抑制する。
3.デスモプレシンは、バンプレシンV2受容体を刺激し、腎での水の再吸収を促進する。
4.チアマゾールは、甲状腺のペルオキシダーゼを活性化し、甲状腺ホルモンの産生を促進する。
5.グルカゴンは、血糖値を上昇させるとともに、脳下垂体前葉からの成長ホルモン分泌を抑制する。

問145 糖尿病治療薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ナテグリニドは、スルホニル尿素構造を有し、速効性のインスリン分泌促進作用を示す。
2.ピオグリタゾンは、ATP感受性K+チャネルを遮断し、インスリン分泌を促進する。
3.エパルレスタットは、グルコースからソルビトールへの変換反応を促進し、血糖値を低下させる。
4.メトホルミンは、インスリン分泌を促進することなく血糖値を低下させる。
5.ボグリボースは、α-グルコシダーゼを阻害し、食後高血糖を改善する。

————–解答—————–
問141 1,3
問142 4,5
問143 4,5
問144 2,3
問145 4,5

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