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第94回 薬剤師国家試験問題(問51~55)

第94回 薬剤師国家試験問題(問51~55)

問51 ウイルスに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.インターフェロンは、ウイルス表面の受容体に結合して作用する。
2.ノイラミニダーゼ活性を阻害することは、A型やB型のインフルエンザの感染拡大を防ぐのに有効である。
3.ATL(Adult T-cell Leukemia)の原因ウイルスは、DNAウイルスに属するHTLV-1である。
4.ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、CD4とケモカイン受容体を介して感染する。

問52 ヒトのゲノムに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.体細胞には、44本の常染色体と2本の性染色体がある。
2.タンパク質をコードするヒトの遺伝子数は2万~3万であり、体内で実際につくられるタンパク質の種類もこの数を超えない。
3.DNAメチル化状態などの親細胞の塩基配列以外の情報(エピジェネティック情報)は、娘細胞に伝わらない。
4.一塩基多型(SNP)は、個人の識別や個別化医療などに有用であり、遺伝子機能に影響するものもある。

問53 細胞内のDNA複製に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.テロメラーゼは、DNA二重らせんを巻き戻す。
2.DNAヘリカーゼは、複製過程で生じるDNA二重らせんのひずみを解消する。
3.プライマーゼは、RNAプライマーを合成する。
4.DNAポリメラーゼは、5→3方向に合成鎖を伸長する。

問54 生体膜に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.細胞膜の脂質二重層のうち細胞外側は、主に、スフィンゴミエリンとホスファチジルセリンで構成されている。
2.グルコースなどの親水性分子は、拡散により脂質二重層を透過できる。
3.拡散により透過できないイオンやアミノ酸などは、膜貫通タンパク質で構成されるチャネルやトランスポーターを介して通過する。
4.脂質ラフトには、糖脂質やGPI(グリコシルホスファチジルイノシトール)アンカータンパク質が豊富に存在している。

問55 癌と細胞に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.腫瘍には、良性腫瘍と悪性腫瘍があり、悪性腫瘍が癌である。
2.ヒトの癌のうち、上皮細胞に由来する癌を肉腫とよぶ。
3.正常な線維芽細胞は、シャーレで全面に一層まで増殖すると接触阻止が起こる。
4.白血病細胞は癌細胞ではない。

————–解答—————–
問51 2,4

問52 1,4

問53 3,4

問54 3,4

問55 1,3

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