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第94回 薬剤師国家試験問題(問141~145)

第94回 薬剤師国家試験問題(問141~145)

問141 血液凝固阻害薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.ヘパリンは、アンチトロンビンⅡと複合体を形成し、血液凝固に関連するセリンプロテアーゼを不活性化する。
2.ダナパロイドは、血液凝固Xa因子に選択的に作用して、血液凝固を阻害する。
3.ダルテパリンは、トロンビン害作用に比べて血液凝固Xa因子害作用が強い。
4.サルポグレラートは、糖タンパク質Ⅱb/Ⅲa複合体作用により、血小板凝集を抑制する。
5.アルガトロバンは、アンチトロンビンⅢ依存的にトロンビンの活性を阻害する。

問142 眼に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.チモロールは、アドレナリンα受容体刺作用による血管収縮を介して眼内圧を低下させる。
2.ジスチグミンは、毛様体筋及び子括約筋を弛緩させ、眼内圧低下及び近視性調節麻を引き起こす。
3.イソプロピルウノプロストンは、瞳孔径に影響を及ぼさず、眼房水流出促進により眼内圧を低下させる。
4.トロピカミドは、散瞳を引き起こすため眼底検査の前処置に用いられるが、緑内障には禁忌である。

問143 皮膚に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.クロコナゾールは、白癬菌に対してタンパク質合成阻害により抗菌作用を示す。
2.ベタメタソンは、感染を伴う皮膚炎に対して消炎・鎮痒作用を示す。
3.メトキサレンは、尋常性白斑に用い、紫外線によりメラニン沈着作用を示す。
4.アルプロスタジルアルファデクスは、皮膚瘍に対し患部血流改善、肉芽・表皮形成促進作用を示す。
5.タカルシトールは、活性型ビタミンD3で、表皮細胞増殖加制や分化誘導により角化異常に対して正常化作用を示す。

問144 糖尿病及び糖尿病合併症の治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.メトホルミンは、主に肝臓の糖新生抑制により血糖値を下げるが、副作用として腎・肝障害が挙げられる。
2.ピオグリタソンは、インスリン感受性を増大させて血糖値を下げるが、副作用として体重増加・浮腫が挙げられる。
3.ボグリボースは、α-グルコシダーゼを阻害して多糖類の分解・吸収を抑制するが、副作用として腹部膨満が挙げられる。
4.エパルレスタットは、アラビノース還元酵素阻害により、未梢神経障害を改善する。
5.ナテグリニドは、スルホニル尿素誘導体で、食直前の服用によりインスリン分泌を促進する。

問145 脂質異常症治療薬に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.シンバスタチンは、肝細胞中のコレステロールを減少させる結果、低比重リポタンパク質(LDL)受容体数を増加させる。
2.ベザフィプラートは、LDL 受容体の活性化により、肝臓における脂質の取り込みと分解を促進する。
3.ニコチン酸は、リポタンパク質リパーゼの活性を高めてトリグリセリドを減少させる。
4.イコサペント酸エチルは、血中コレステロールを減少させるが、トリグリセリド減少作用はない。

————–解答—————–
問141 4,5

問142 3,4

問143 1,2

問144 4,5

問145 4

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