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第94回 薬剤師国家試験問題(問121~125)

第94回 薬剤師国家試験問題(問121~125)

問121 細胞膜に存在する受容体に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.化学受容器引金帯(CTZ)のセロトニン5-HT受容体の刺激は、陽イオン透過性上昇を介して嘔吐を引き起こす。
2.アンギオテンシンⅡAT1受容体の刺激は、Gqタンパク質との共役を介して血管平滑筋の収縮を引き起こす。
3.心房性ナトリウム利尿ペプチド受容体の刺激は、受容体内のグアニル酸シクラーゼ活性の上昇を介して体液量の減少を引き起こす。
4.心臓のムスカリン性アセチルコリンM2受容体の刺激は、Gsタンパク質との共役を介して心拍数を減少させる。
5.背髄のグリシン受容体の刺激は、K+透過性上昇を介して運動神経抑制を引き起こす。

問122 薬物の構造式が提示され、その主な作用に関する正しい記述を選ぶ問題。

省略

問123 コリン作動薬及び抗コリン薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ピロカルピンは、シュレム管からの眼房水の排出を抑制し、眼圧を上昇させる。
2.ベタネコールは、コリンエステラーゼで分解されやすく、作用は一過性である。
3.ネオスチグミンは、コリンエステラーゼ阻害作用を有し、手術後の腸管麻や排尿障害に用いられる。
4.ピレンゼピンは、ムスカリン性アセチルコリンM1受容体の選択的遮断薬であり、胃液分泌を抑制する。
5.イプラトロピウムは、経口投与による吸収が良く、気管支平滑筋のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断する。

問124 局所麻酔薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.触覚、温感、痛覚の順に感覚が失われる。
2.リドカインの作用を持続させる目的で、アドレナリンの様な血管収縮薬が併用される。
3.プロカインは組織浸透性が低いので、表面麻酔には不適当である。
4.オキセサゼインは強酸性条件下でも有効であり、胃粘膜局所麻酔薬として用いられる。
5.ジブカインは、偽性コリンエステラーゼにより速やかに加水分解され作用時間は短い。

問125 パーキンソン病治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.カルビドパは、芳香族L-アミノ酸デカルボキシラーゼを阻害し、内服したレボドパの脳内移行量を増加させる。
2.ドロキシドパは、パーキンソン病における振戦と筋強を改善するが、無動症とすくみ足を悪化させる。
3.セレギリンは、B型モノアミン酸化酵素(MAO B)を阻害し、レボドパの効果を増強する。
4.タリペキソールは、ドパミンD2受容体を刺激してパーキンソン病の症状を改善する。
5.ビペリデンは、向精神薬により誘発されるパーキンソン病様症状には無効である。

————–解答—————–
問121 4,5

問122 1,2

問123 3,4

問124 1,5

問125 2,5

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