第93回 薬剤師国家試験問題(問41~45)
問41 タンパク質と酵素に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.タンパク質を構成する20種類のアミノ酸は、左旋性(-)である。
2.タンパク質の二次構造には、αへリックスやβシートなどがある。
3.タンパク質のユビキチン化は、プロテアソームによるタンパク質分解の指標となる。
4.酵素タンパク質の活性は、競合阻害剤の添加によりKmは変化しないが、Vmaxは小さくなる。
問42 ヌクレオチドの構造と代謝に関する記述について、正しいものを2つ選べ。
1.ヌクレオチドは、プリン塩基またはピリミジン塩基、ヘキソース、リン酸からなる。
2.ゲノムDNAを構成するプリン塩基は、アデニンとグアニンであり、ピリミジン塩基は、シトシンとチミンである。
3.UDPはCTPから生合成される。
4.AMPとGMPの生合成は、IMPを経由する。
問43 呼吸器系の構造と機能に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.気管は喉頭の下方に続く管で、U型の軟骨とその空間を埋める平滑筋からなる。
2.Ⅰ型肺胞上皮細胞は肺胞の表面張力を低下させて、肺胞の形態を維持するのに必要な表面活性物質を分泌する。
3.Ⅱ型肺胞上皮細胞は扁平で薄く、肺胞内の空気と毛細血管内の血液との間でガス交換を行う。
4.肺活量とは、できるだけ息を吸い込んだ後、出来る限り息を吐き出した空気の量である。
問44 ヒトの皮膚に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.表皮は、真皮側から基底層、有棘層、顆粒層、淡明層、角質層からなり、角質層のケラチノサイトは無核の死細胞である。
2.表皮中のメラノサイトは、赤外線を吸収することで皮膚を保護している。
3.メルケル細胞は、真皮に存在し、感覚ニューロンと接触して機械的刺激に対する受容器として働く。
4.ランゲルハンス細胞は、表皮の有棘層に主に存在する樹状細胞であり、抗原提示能力がある。
問45 ヒトの中枢神経系に関する記述について、正しいものを2つ選べ。
1.大脳皮質の前頭葉は、意欲、感情、創造に関する機能を司る。
2.大脳辺縁系の海馬は、記憶に関わっている。
3.プルキンエ細胞は、小脳の髄質にあり神経インパルスを皮質に伝える。
4.脊髄の横断面では、中央部にH型をした白質と周辺部の灰白質が区別される。
————–解答—————–
問41 2,3
問42 2,4
問43 1,4
問44 1,4
問45 1,2

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