MENU

第93回 薬剤師国家試験問題(問161~165)

第93回 薬剤師国家試験問題(問161~165)


問161 メトプロロールは、肝臓における代謝及び尿中への排泄の両過程により体内から消失する。全身クリアランスは1L/min であり、静脈内投与後の尿中未変化体排泄量は投与量の10%である。メトプロロールを経口投与した際、肝初回通過効果により消失する割合(%)として最も近いものを1つ選べ。
ただし、経口投与したメトプロロールは消化管粘膜を 100%透過し、消化管粘膜における代謝はなく、肝血流量は1.5L/min とする。

1.40
2.50
3.60
4.70
5.80
6.90


問162 ポピュレーションファーマコキネティクス(母集団薬物速度論)に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.多くの患者の血中濃度測定値及び患者情報を同時に解析すると、母集団の平均薬物動態パラメーター、個体間変動、個体内変動の情報が得られる。
2.解析により得られた変動に関する情報の中には、血中濃度の測定誤差が含まれる。
3.個体内変動は、全データから予測した母集団の平均薬物動態パラメーターと、個々の患者のデータから求めた薬物動態パラメーターの違いを反映する。
4.患者の1点の血中濃度測定値及び患者情報と母集団の平均薬物動態パラメーター及び変動情報を用いて、ベイズの統計理論により患者個々の薬物動態パラメーターが推定できる。


問163 治療薬物モニタリング(TDM)に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.タクロリムスのTDMでは、血清を分離せずに全血中濃度が測定されている。
2.シクロスポリンは、血中濃度の個人差が大きいため、TDMを行うことが望ましい薬物である。
3.フェノバルビタールは、著しい非線形薬物動態を示すため、TDMを行うことが必要な薬物である。
4.フェニトインの有効治療血中濃度は、10~20ng/mLである。


問164 ジゴキシンに関する以下の間に答えよ。
ジゴキシンの治療薬物モニタリング(TDM)に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ジゴキシンの生物学的半減期は、ジギトキシンよりも長い。
2.ジゴキシンの分布容積は、体液量よりも小さいため、速やかに分布する。
3.ジゴキシン投与後の採血は、吸収相や分布相をさけてトラフ付近で行うのがよい。
4.血清ジゴキシン濃度の測定値は、真の値よりも高値を示すことがある。


問165 うっ血性心不全患者において、定常状態におけるジゴキシンの平均血中濃度を規定値に保つために必要なジゴキシンの維持投与量を計算して選ぶ問題。

省略

————–解答—————–
問161 3

問162 3

問163 1,2

問164 3,4

問165 3

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次