第93回 薬剤師国家試験問題(問156~160)
問156 薬物投与時の定常状態におけるデータから、この薬物の尿細管における毎分の分泌量(μg/min)として最も近い値を求める問題
省略
問157 高齢者の薬物動態に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.胃酸分泌が低下するため、弱塩基性薬物の吸収は増大する。
2.肝血流量が低下するため、血流律速で肝代謝される薬物のクリアランスは低下する。
3.体脂肪量/体水分量の値が上昇するため、脂溶性薬物の分布容積は減少する。
4.糸球体ろ過率が低下するため、腎排泄型薬物のクリアランスは増大する。
問158 疾病時の薬物動態に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.ネフローゼ症候群の患者では、血清アルブミンの減少にともないフェニトインの分布容積は減少する。
2.甲状腺機能亢進症の患者では、健常人に比べてジゴキシンの全身クリアランスは低下する。
3.うっ血性心不全の患者では、健常人に比べて心拍出量が減少するために、リドカインの全身クリアランスは低下する。
4.肝硬変の患者では、肝臓のシトクロムP450含量が低下し、肝代謝律速型薬物であるテオフィリンの肝クリアランスは低下する。
問159 1コンパートメントモデルに従う、血漿中濃度時間曲線から、分布容積を求める問題
グラフ図のため省略
問160 クリアランスに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.全身クリアランスは、線形モデルでは血中濃度の関数として表される。
2.全身クリアランスは、各臓器クリアランスの和として表される。
3.臓器クリアランスは、臓器血流速度を大きく上回ることがある。
4.薬物の肝固有クリアランスが非常に高い場合、肝におけるクリアランスは代謝律速となる。
5.肝クリアランスは、肝固有クリアランスと肝血流速度及び血漿タンパク非結合形分率により規定される。
————–解答—————–
問156 5
問157 1,2
問158 3,4
問159 4
問160 2,5

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