第93回 薬剤師国家試験問題(問146~150)
問146 高尿酸血症治療薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.プロベネシドは、近位尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿中排泄を促進することにより血中尿酸値を低下させる。
2.コルヒチンは、炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより、痛風発作を抑制する。
3.アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼを活性化し、尿酸排泄を促進する。
4.ブコロームは、尿酸排泄促進作用に加えて、毛細血管透過性抑制による抗炎症作用及び抗リウマチ作用を示す。
問147 骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.ラロキシフェンは、骨のエストロゲン受容体に結合して骨吸収抑制作用を示す。
2.カルシトリオールは、小腸からのCa2+吸収を促進し、骨形成促進作用を示す。
3.イプリフラボンは、エストロゲンによるカルシトニン分泌促進作用を増強し、骨吸収を抑制する。
4.エチドロン酸は、骨芽細胞に作用し、骨形成を促進する。
5.エルカトニンは、カルシトニンの分泌を促進して破骨細胞による骨吸収を抑制する。
問148 抗真菌薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.アムホテリシンBは、真菌のコレステロール合成を抑制することにより膜機能を抑制する。
2.テルビナフィンは、真菌の微小管に作用し、細胞分裂を停止させる。
3.フルシトシンは、真菌内で5-フルオロウラシルに変換されて核酸合成を抑制する。
4.ミコナゾールは、ラノステロールのC-14脱メチル酵素を阻害し、エルゴステロール欠乏をきたす。
問149 抗悪性腫瘍薬、薬効の作用機序及び特徴的な副作用のうち、正しい組み合わせを2つ選ぶ問題。
省略
問150 薬物中毒の治療に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1.ネオスチグミンの過剰投与による中毒症状は、アトロピンにより減弱される。
2.フェノバルビタールの過剰摂取による中毒症状に対して、消化管からの吸収を阻害する目的で活性炭の反復経口投与が行われる。
3.リチウム中毒には、エデト酸カルシウム2ナトリウムが有効である。
4.ベンゾジアゼピン系薬物による過度の中枢抑制には、フルマゼニルが用いられる。
————–解答—————–
問146 1,4
問147 4,5
問148 3,4
問149 3,4
問150 3

コメント