第93回 薬剤師国家試験問題(問141~145)
問141 薬物、作用機序及び適応症のうち、誤っているものを2つ選べ。
図表のため省略
問142 血液に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.アルガトロバンは、プロスタノイドIP受容体を刺激し、血小板凝集を阻害する。
2.アルテプラーゼは、フィブリノーゲンに強く結合し、フィブリンの生成を抑制する。
3.イプシロンーアミノカブロン酸は、プラスミンのリシン(リジン)結合部位に結合し、プラスミンによるフィブリンの分解を阻害する。
4.ダルテパリンは、アンチトロンビンⅢに結合し、Xa因子の活性を阻害する。
問143 皮膚に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.アルプロスタジルは、活性型ビタミンD3で、表皮細胞分化誘導作用をもち、角化症に用いられる。
2.尿素は、表皮の水分含有量を高める作用を示し、角化症に用いられる。
3.タカルシトールは、プロスタグランジンE1製剤で、局所血流を改善し、皮膚瘍に用いられる。
4.トレチノイントコフェリルは、レチノイン酸とビタミンEのエステルで、血管新生を促進し、皮膚潰瘍に用いられる。
5.トラフェルミンは、線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体に結合して良性肉芽の形成を促進し、皮膚潰瘍に用いられる。
問144 糖尿病治療薬の作用に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.グリベンクラミドは、ATP感受性K+チャネルを活性化する。
2.トルブタミドは、膵β細胞の電位依存性Ca2+チャネルを直接遮断し、インスリンの分泌を促進する。
3.ボグリボースは、αーグルコシダーゼを阻害して、消化管における多糖類の分解・吸収を遅らせる。
4.インスリンは、チロシンキナーゼを内蔵するインスリン受容体に結合し、細胞内へのグルコースの取り込みを促進する。
5.エパルレスタットは、アルドース還元酵素を阻害し、高血糖持続時にみられるソルビトール蓄積による未梢神経障害を改善する。
問145 脂質異常症治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。
1.ベザフィブラートは、コレステロールを分解除去する。
2.プロブコールは、コレステロールから胆汁酸への異化排泄を促進する。
3.アトルバスタチンは、肝細胞膜の低比重リポタンパク質(LDL) 受容体数を減少させる。
4.コレスチミドは、胆汁酸の糞便中排泄を促進するとともに、コレステロールの吸収を抑制する。
5.デキストラン硫酸エステルは、トリグリセリドの加水分解を促進する。
————–解答—————–
問141 1,2
問142 3,4
問143 1,3
問144 1,2
問145 1,3

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