薬剤師だって逃げていい。病む前に辞めよう。
こんにちは!薬師です。
今回は退職代行を使った退職について書きます。
最近話題の退職代行は薬剤師でも使えるの?、使っていいの?、そういう辞め方ってどうなの?と疑問をお持ちの方も多いと思います。
もしかすると、今とても大変な状況で、今すぐにでも職場を離れたい方が読んでくれているかも知れません。
退職代行を使うかどうかについて、今すぐに考えていない方は予備知識になれば幸いですし、今現在、身体的・精神的に限界を感じている方であれば、取り返しがつかなくなる前に背中を押せたら良いな、と思います。
因みに、管理人は調剤薬局を退職代行を利用して辞めた経験があります✌︎(‘ω’)✌︎
体験に基づいて書いているので、エビデンスレベル高いですよ!ぜひ参考にしてくださいね。
薬剤師も退職代行を利用できる!
結論から言います。薬剤師も退職代行を利用できます!
調剤薬局や病院は医療機関ですので、会社というイメージを持ちにくいでしょうが、企業が運営している店舗のようなものです。医療機関を退職することは、会社を辞める事と全く同じです。難しく考える必要は何もありません。
薬剤師に限らず、医師や看護師、その他医療従事者もみんな退職代行を利用できます!
退職代行をどこに依頼したら良いか
退職代行を運営する会社は沢山あります。特に今は流行っているのでネットで検索すると退職代行を謳う会社が数多く出て来ます。どこに依頼しても安心とは言えませんので、依頼する会社は自分の目でしっかり吟味しましょう。
まず、確認するべきは退職代行を請け負ってくれるのが有資格者(弁護士)かどうかです。中には弁護士“監修”であったり、資格を持たない企業のサービスもあるようですが、特に医療関係の場合は一般的な職業と異なる労働環境でもあることから、法律の専門知識を持つ弁護士に依頼する方が、安心と言えるでしょう。費用は多少高くても、トラブル回避と考えれば安いものですし、確実に退職できると思います。医療関係者の退職代行を行った実績のある弁護士であればより安心して依頼できるでしょう。
薬剤師が退職代を依頼する際は、信頼できそうな弁護士、弁護士事務所に依頼するのがオススメです。
メールやLINEで無料相談を行っているところが多くあります。いくつか問い合わせをしてみて、印象が良いところに依頼しましょう。
管理人も弁護士に退職代行を依頼して、問題なく辞める事ができました(`・ω・´)b
薬剤師が退職代行を使いたい時に不安に思うことを解決!
管理人も初めて退職代行を利用するまで、「本当に大丈夫かな…」「退職代行を使ってもいいのかな…」と不安でした。何せ薬剤師が退職代行を利用したという事例が少なくほとんど見つけられなかったからです。
しかし、実際に利用してみてとってもスムーズでしたし、後日談ですが退職代行で退職している薬剤師や医療関係者は想像していた以上に沢山いました。
ここでは、退職代行を使いたいけど不安が多くて一歩踏み出せない方の疑問を解消して行きたいと思います。
Q.退職代行を利用して退職しても次の就職(転職)に影響しないか。退職代行を利用したことで転職に不利にならないか。同業者間で噂が流れたりしないか。
A.影響しませんし、不利にもなりません。退職代行を利用したことを履歴書に記載する必要もありませんし、採用面接で聞かれることもありません。
また、同業者間で噂が流れる心配もありません。退職する人に守秘義務があるように、会社にも(元)従業員に関する情報の守秘義務があります。退職に関することは守られるべき個人情報です。安心して大丈夫です。
万が一、退職先から就職希望先や、同業者間で本人を介さずに情報が流されていた場合はすぐに退職代行を依頼した弁護士に相談しましょう。但し、この様なことは皆無に近いと考えて良いと思います。
薬剤師が退職代行を利用して退職しても、次の就職(転職)には全く影響がありません。管理人も退職代行を利用して退職した後、他の会社に転職経験がありますが、全く問題ありませんでした。
スッキリ辞めて、新天地で心機一転仕事をしましょう!
Q.退職代行を使って辞めるのは良くない?卑怯とかおかしいと思われるんじゃない?
A.退職代行を使って辞めることは全く問題がないことです。退職することは全労働者に与えられた権利です。弁護士が行う退職代行を利用して退職することは合法です。退職代行を利用して辞めても、従来のように退職を申し出て辞めても、全く同じことなのです。むしろ、しっかりルール(法律)に沿って会社に退職を申し出ているので、誠意ある辞め方と言えるでしょう。自信を持って退職代行サービスを利用してください。
また、卑怯とかおかしいとか思われることを心配する必要は全くありません。もし、退職代行を利用した人に対して異常にネガティブな感情を持つ人がいる場合は、その人の方が異常です。無視しましょう。
薬剤師業界だけではなく、人手不足の職場では、1人欠員が出ると急にブラック化することが多くあります。そういった状況も相まって、辞めて行った人に対してネガティブな感情を持つことはあります。しかし、それは本来、しっかりと人材確保をしない会社に対して向けられるべき感情です。何も気にする必要はありませんよ。
Q.退職代行を利用した場合でも、次の就職先探しで転職サイトを利用できる?
A.全く問題なく利用できます。転職サイトに職歴を登録したり、エージェントと面談をする場面でこれまでの経歴について話す機会があるかもしれません。その時に「前職は退職代行を利用して退職しました」と申告する必要はありませんし、そんな義務はありません。
例えば、ある転職サイトを利用して転職したとします。転職サイトの担当エージェントが転職後のサポートを一定期間してくれると思いますが、そのサポート期間内に退職代行を利用した場合、その転職サイト内(転職サイトの運営会社内)では退職代行を利用したことが共有されるかもしれません。しかし、それもあまり気にする必要はありません。その担当エージェントが退職したり、異動すればほぼ情報は残らないでしょう。引き継ぎされるほど重要な情報ではないからです。
その後の転職は、別の転職サイトを利用すれば全くの心機一転、新しく利用できますし、同じ転職サイトを利用しての転職も可能です。同じ転職サイトを利用する場合、もっともマトモな就職先を提案してくれる可能性もあります。何故なら、退職代行を利用しなくてはならないヤバい転職先をあなたに紹介してしまったわけですから。
長くなりましたが、退職代行を利用した場合でも、転職先を探すのに転職サイトは利用できます。同じ転職サイトでも大丈夫ですし、気になるようであれば新しい転職サイトを利用すれば全く問題ありません!
Q.退職代行を利用するといつから職場に行かなくてもいいの?職場に置いてある私物はどうするの?
A.退職代行を依頼すると、最短その日から出勤しなくて良くなります。つまり、退職代行に依頼をしてサービスを申し込み、費用を支払えば、今の職場とはオサラバできます。
当日スグ、となると対応が難しい場合もあると思うので、退職代行を利用する場合は計画的にスケジュールを組んで予め相談することがオススメです。2週間後に辞めたい等でもいいですね。
職場に置いてある私物は、退職代行を利用する計画があるなら事前に持ち帰るのもひとつでしょう。
もし、突然の退職になる場合でも安心してください。退職代行に希望を伝えることで、郵送の手配をしてくれたりもします。私物の心配も大切ですが、あなた自身を一番大切に考えてください。
精神的に限界が来ていてスグにでも辞めたい場合は我慢しないでください。
そのことを退職代行会社(弁護士)に相談しましょう。何よりもあなた自身が大切です。
心と身体が健康であれば、何度でも薬剤師をやることができます。
Q.退職代行を依頼しても、会社や上司と連絡を取らないといけないの?
A.いいえ、退職代行に依頼した後は会社や上司と連絡を取る必要はありません。しかし、退職に関する所定の手続きは必要ですので、後日会社から郵送される書類への対応はしっかり行いましょう。これは書類のやりとりのみですので、電話がかかってきても出る必要はありません。退職代行に依頼した後、すぐに会社や上司の電話番号や連絡先をブロック&削除してしまってOKです。
Q.退職代行を使って突然退職すると、会社や他の同僚に迷惑がかかってしまうのでは…。
A.これはいち従業員のあなたが考える事ではありません。あなた一人が退職することで職場環境が崩壊するのであれば、その様な人材配置しかできていない会社に問題があります。
あなたはあなた自身の心配だけをすれば良いのです。
まとめ
薬剤師も退職代行を利用できます。利用する場合は、弁護士が運営しているサービスに申し込みましょう。
退職代行に申し込めば、最短で依頼した当日から出勤する必要はありません。
退職代行を利用した後も、転職活動は普通にできます。転職サイトも利用できます。転職活動の際に“前職を退職代行を利用して辞めたこと”はバレません。自ら申告する必要も義務もありません。
どうしても辞めたいそこのあなた!薬剤師が嫌になる前に、安心して退職代行を利用して辞めてください。
大丈夫。心機一転、新しい職場であなたらしく働きましょう。
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